ダイエットしているはずなのに、ふくよかになったと言われたとりニの女将さんです。
想定外だ!!!!!(笑)(事実)
「綱引き効果」って聞いたことがありますか?
誰しも集団の中に埋もれてしまった経験、あると思います。
でもそれって実は、あなたのせいじゃなくて心理的なもの。
今日はそんな「集団行動って、実はデバフをかけられているかもしれない話」をテーマにしていきます。
先日、子どもの運動会を見に行ってきました。
うちは年子で5年、6年生男子。
言ってみれば運動会の『華』の学年。
・・・・のはずが両学年そろって「綱引き」(笑)
こんなことあるん?(笑)
最近の運動会って、午前中でおしまいです。
昔みたいに「お弁当の楽しみ」もない(笑)
時間が短い分、盛り上がる競技だけやるんじゃないの・・・?(笑)
やっぱり怪我しないように、順番をつけないように・・
そうなると昔みたいな騎馬戦とか、組体操とかもない!
私なんて、カラーガード部の衣装は「パンツがギリギリ見えるか見えないくらいの長さ」のスカートでサイズ調整されていた記憶があります(笑)
(見せパンを履いていたとは思う)
本題に戻って、「綱引き効果」。
これは私が学生時代、動物の行動心理学を学んでいた時に、同時に人の心理学も勉強していました。
その中でも
『へぇーーー・・・』と納得したものです。
自分にも当てはまるし、きっとあなたにも当てはまる。
私はこれを聞いてから、「みんなで行動すること」に頼らなくなりました。
綱引き効果を正式に言うと『社会的手抜き』。
『リンゲルマン効果』とも言います。
突然ですが、グループLINEって普段使っていますか?
私はグループLINEだらけでLINEがぐちゃぐちゃです・・・・
仕事関係・家族・学校関係・各種団体・・・・・
誰かが「みんなどう思いますか?」と聞いた時、あなたは即レスしていますか?
「誰かが返すだろう」と思ってスルーしてませんか?(ドキッ)
正式には「傍観者」となってしまう現象なんですが、どこか「誰かが答えてくれるだろう」という人任せな心理が働いています。
じゃあ、綱引きで考えると・・・
知っての通り、集団種目。
一対一で綱引きをやるとして、その発揮するパワーを100%とした場合
– 2人:93%
– 3人:85%
– 4人:77%
– 5人:70%
– 8人:49%
クラス対抗にしたらやばいじゃん(笑)
人数が増えるほど一人ひとりが発揮する力が低下…
でもこれ、無意識下で起こっているんです。
全力でやっているつもりなのに、49%しかパワー出てないなんてめっちゃコスパ悪い!
だから、何にも考えずに一生懸命、綱を引いていると負けちゃう!
(ちなみにうちの息子たちの赤組はコテンパン(笑))
私はこの理論を知ってから、
「みんなでやるから安心」という考えをポイっと手放しました。
「常に自分ごと」
そう意識している方が、時間も早く終わる気がしています。
会議だって、質問だって、資料作りだって、当番決めだって・・・・
集団の中に埋もれてしまうのは、あなたのせいじゃなくて心理的なもの。
それに気がつけば、もう綱引きに負ける気はしないでしょ(笑)
(息子に言ってあげたい笑)
最後に、リアルに綱引きのコツを覚えていますか?
たしか、私たちの頃って胸から上を向くように言われていたけど・・・
息子たちは全員「空気椅子」みたいになってたけど!
ありゃダメだ(笑)
ケガはしないけどね。
番外編
実は綱引き以外にも、当然競技はありました!
5年はリレー。6年はよさこい。
あっという間に最後の運動会はおしまい!
聞いた話だと、別の学校では6年生の「ムカデ競争」は「危ないので絶対に走ってはいけません」だったとか。
徒歩?(笑)
そして、全チーム同時にゴールしたそうです。
難しい時代ですね・・・・

