金魚すくいのコツを常連さんから教えてもらったので、いますぐ金魚すくいをやりたいとりニの女将さんです。
お祭りが始まってすぐの、早い時間に行くのがミソみたい。
最近、大谷選手が大活躍ですね!
日本の野球しか見なかった人が、逆に今はメジャーしか見なくなった、なんてよく聞きます。
私も普段は、「球場はビール飲むところ」って思っているくらい・・・・
野球ファンの方、申し訳ありません・・・
先日話題になっていたリーグ戦を見て
「私がプレッシャーにグシャッとつぶされた話」
を思い出したので今日はそれについて少しお話しします。
先日のロサンゼルス・ドジャース vs フィラデルフィア・フィリーズ戦。
私は仕事だったので途中までしか見れなかったのですが、話題になっていたので気になる、気になる。
最後まで見ていた人!手ーあげて!
いいなぁ・・・・
私もこの臨場感を味わってみたかったです。
この試合は、両チームにとってトップに立てる重要な試合。
非常に接戦で延長11回まで続きました。
どちらも勝利へのプレッシャーがかかる緊迫した状態。
ドジャースは2アウト満塁のチャンス。
打席から放たれた打球は投手の正面へ。
投手はピッチャーゴロをうまく取れず・・・
やっと取って投げたボールは大きくそれてしまいます。
その間に三塁走者がホームイン!
ドジャースが劇的なサヨナラ勝ち。
ドジャースが見事勝利して、日本が湧きました!
でも・・・・
たったほんの一瞬のミスで、勝敗が決まってしまったんです。
日本では「運も実力のうち」なんて言いますが、ミスした投手は誰よりも一生自分を責め続けるんじゃないか・・・・
と心配になります。
自分のミスって本当許せない。
当たりどころもないし、一生忘れない。
「チーム」でやるスポーツこそプレッシャーに強くないとならない、と痛感した私の高校時代の話をひとつ。
私は高校時代、弓道部。強くない弓道部でもそれなりに大会がありました。
弓道って、ソロ競技のようで実は団体戦もあるんです。
3、4人の合計点数で競います。
・・・・私は高校時代、部活を掛け持ちしていたので練習をほとんでしていませんでした。(サボり魔)
だからある意味、大会もプレッシャーがなく個人戦でまずまずな成績をずっとあげることができていました。
弓道では、矢を4本打ちます。4本全部「的」にささることを「皆中」と言います。
練習では皆中なんて滅多に出ないのに、競技場との相性が良かったのか、大会では「皆中」が出ることが割とありました。
高校3年生、最後の大会の団体戦選抜メンバー発表の時。
・・・・そんな「サボり魔」の練習もしない、ぶっつけ本番で生きてきた私の名前が呼ばれて。
耳を疑いました。
(え???なんで?)
その時、部員全員が思ったと思います。
誰も私を責めることもしなかった。
だけど・・・・・他に毎日手のひらの豆が潰れるほど練習している子もたくさんいました。
私は顧問に泣きながら、
「私は出られません・・・」って伝えたら
『お前は真面目だなぁ、結果が全てなんだよ』
そう言われたのを今でも鮮明に覚えています。
この日から、部活を掛け持ちしたまま、暗くなっても休みの日も練習を続けました。
もしかしたら、みんな以上に練習したかもしれません。
大会当日・・・・・
どうなったと思いますか?
・・・・「皆中」はでなかったと思います。
ただ、私は今では全く結果を覚えていません。
プレッシャーに押し潰されたのかもしれません。
本当にゴソっと記憶が抜けています。
みんなの期待に応えられなかった、鬼練習したのが逆にプレッシャーになってしまった。
私の正露丸より苦い思い出。
この頃から20年以上経った今でも、鮮明に顧問の「結果が全て」という言葉が時々頭の中でリピートします。
最初に話したメジャーリーグの投手も同じようなプレッシャーだったんじゃないかな、と思い出したので今回この話をしてみました。
チームプレイって本当に難しい。
でも、日本人のほとんどがチームで仕事しています。
日々プレッシャーを感じる場面もあるかもしれませんが、部活をサボっていた頃の私のように「能天気さ」も時には役に立つかもしれません(笑)
とりニのチームでもリーダーシップを発揮してくれるスタッフが何人かいます。
私には足りない部分。
補ってくれていて、本当に助かります。
またこの話をすると長くなってしまうので、今日はここまで!
あなたは苦い思い出ありますか?
ぜひ教えてください。
番外編
中学校の頃、正露丸合戦なるものが流行って、教室中臭かった思い出が・・・・
今思えば・・・何が楽しかったんだ!(笑)

