自宅ソファのカバーを交換していたら、ソファに足をはさまれたのに無傷なとりニの女将さんです。
生まれてこのかた一度も骨が折れたことがなくて・・・
なんか、くやしい(笑)
今日のテーマは『キャンプでは備長炭は使わない』。
わが家はキャンプが好きで、実は私もソロキャンに、たまーに行かせてもらっています。
もっぱら今では、ソロ釣りの方が好きだから車中泊の方が多い・・・
(女子力ない!)
実際のところ、とりニがオープンしてからどちらもなかなか行かれていないのですが・・・・
先日、大将から誕生日プレゼントで『エギングタックルとリール』を買ってもらったので必ずアオリイカを釣ってきますね。
(ちなみに私の誕生日は11月だけど)
話を戻して・・・・あなたはキャンプは好きですか?
もしくはバーベキューはどうですか?
みんなで炭を起こして、わいわいするのも楽しいし、ソロで自分の好きなものだけ焼いて食べるのも格別。
その時に「備長炭」を使うのってひとつの夢にしている方もいると思います。
でもわが家ではバーベキューでは備長炭は使いません。
とりニの大将は焼鳥歴15年。
しかも扱いが最も難しいと言われる「備長炭」を使って焼鳥を焼いています。
えっ?
備長炭って難しいの?高いだけじゃないの??と思ったそこのあなた。
備長炭は高飛車なくせに暴れん坊。
『おぼっちゃまくん』みたいな子なんです。
炭の種類って実はけっこう多いんですが、代表選手で言うとこの3つ。
・木炭
・オガ炭(オガライト)
・備長炭
木炭は火がつくのが早くて、火力も安定していてアウトドアの相棒。
オガ炭は焼肉屋さんの七輪の中の四角くて真ん中が空洞のアレ。
着火が難しいけれど長持ち。
最後に備長炭。
備長炭は高火力で一気に食材が焼き上がります。
ゆえに、技術がないと真っ黒焦げに・・・・
本当に一瞬目をはなしたスキに、ガングロギャル。
遠赤外線効果が・・・とよく言いますが、それを生かせる技術がないとお肉はカチカチ。
しかも炭自体が爆ぜやすいので、焼肉には不向き。(お客様の顔に“パチッ”なんて飛んだ日には大惨事)
備長炭は「おぼっちゃまくんみたい」と先に書きましたが、最大の暴れん坊な点は『爆ぜること』。
どんなに高級な備長炭でも爆ぜるようです。
パチパチ・・・・くらいならかわいいのですが、『パンッ!パパンッ!!!』とまるで銃声のように爆ぜる時があります。
中の水分が膨張して起きる自然現象なんですが、びっくりする・・・
とりニの焼鳥を食べたお客様に
『こんなおいしい焼鳥、久々食べた!』
と言っていただけることがあります。
(逆に前回のおいしかった焼鳥が、めっちゃ気になる)
それは備長炭を扱うことができる職人が今現在少ないからだと思います。
最後にこんな備長炭を扱える大将がいるのに、なぜ『バーベキューで備長炭を使わない』かというと・・・・・
「楽しく飲みたいから」です。
備長炭はガチで向き合わないといけません。
せっかくのプライベートで楽しくワイワイしたいのに、炭とにらめっこじゃ面白くない(笑)
楽しい時間を優先するために、我が家は木炭です。
でも、この記事を書くにあたって少し調べたら『岩手の切炭』がとっても良さそうだったので今度バーベキューで使ってみようかと思います。
あなたはバーベキューは海鮮派ですか?焼肉派ですか?
それともビール派?(笑)
番外編
おぼっちゃまくんが大量の亀に乗って登校するシーン、覚えていますか?
なんだか子どもながらに、あのシーンが恐怖でした(笑)
あんな子いたら絶対学校行きたくない!(笑)


『こんなおいしい焼鳥、久々食べた!』って言われるお店に気軽に行ける私はラッキー😊