女将さんブログ

なぜ、とりニのお通しはスープなのか?

日本一長い地名のナンバープレートが「尾張小牧」と聞いて、信じられなかったとりニの女将さんです。豊田のすぐ隣やん!

ちなみに我が豊田市はご当地ナンバーと言われる「豊田」ナンバー。
三河ナンバーから豊田ナンバーになった時、なんか知らん、県外行くの恥ずかしかった・・・・(笑)

お知らせです!
大将のこだわりと私のわがまま(?)が詰まった個室が完成しました。

個室はコース料理専用。全て飲み放題付き。
・コース料理以外も食べたい人向けのお気軽スターターコース5000円(税別)
・とりニの人気メニューを集めた定番コース6000円(税別)
・季節限定・6種のきのこと鶏野菜鍋のコース7000円(税別)

コース内容はこちらへジャンプ
※個室のご利用は3名様以上から

ご予約はお電話か公式LINE(24時間受付)でお気軽にお問い合わせください。

0565-47-0973 に電話する 友だち追加

平日でももちろん利用可能です♪
一度お問合せください。

宴会・女子会・家族会に、ぜひ個室をご活用ください♪

今日のテーマは『スープに込めたとりニの想い』

「最近、メニューの話をしていないじゃん・・・・」
どっかからそんな声が、急に聞こえてきたような気がしたので・・・
今日はとりニのメニューをひとつご紹介します。

と言っても、普通にメニューを紹介してもつまらないと思って・・・・

最近よくお客様から「何これ?」と言われるものを紹介します。

それは、ズバリ『お通し』。

そもそもお通しってなんなんでしょう?

考えたことがありますか?

先日、豊田市で世界ラリーが開催されました。
毎年、ラリーの期間は外国の方がたくさん豊田市に宿泊します。

そして、日本語の話せない外国の方がほとんど。

毎年この時期になると「なんで私は英語を勉強してこなかったんだ・・・」と後悔の念にかられます。
(当然、終わると忘れる)

で!
毎回、外国の方に『お通し』を伝えるのが超ムズイ!

何?前菜?

前菜ってそもそも英語で何ていう?

・・・・・・・

最近では翻訳アプリ大先生がいるので無敵です(笑)


Appetizer

・・・・結局、前菜ってこと?

なんか、微妙にニュアンスがちがうような・・・・

日本語でも、「お通し」と「突き出し」がありますね。

私も知らなかったのですが、突き出しは関西弁?だとか。

関西圏では突き出し、と言うそうです。

最近では、お通しは出さずに「席料」としているお店も増えてきています。

通常、居酒屋のお通し代の中身には、席料やおしぼりなどのサービス料と前菜分が含まれています。

だから、私も他のお店に行ってお通し出てきたのに、おしぼりが「紙」だと少しがっかりしてしまいます・・・・
(私、わんぱくだから食べる時に盛大に口の周りが汚れちゃうの・・・・笑)

すみません、どうでもいい話をしちゃった・・・(笑)

とりニのお通しは、必ず「スープ」と「小鉢」のセット。

小鉢は手作りの日替わりメニュー。

そして・・・・なんで『スープ』?

最初の頃は、お通しをお客様に出したときに、それを見ただけで『スープはいらない』と言われることもありました。

正直、私もお通しでスープが出てくるお店は他に見たことがない気がします。

じゃあ、なんでスープに???

ちょっと、コース料理を想像してみてください。

とりニのコースじゃなくて、「洋食のフルコース」。

ナイフとフォークで食べる、オシャンティなアレです。

え?食べたことがない????
私も正直ないかも・・・・(笑)
(ないんかい)

なら、結婚式に招待された時のお料理をイメージしてください。

前菜の次くらいに、スープって出てきませんか?

これにはちゃんとした理由が。

前菜は「口慣らし」。

そしてスープは「胃の準備」。

胃!!!!(笑)

私も最近カラダが気になるお年頃・・・・

冷たいビールをガンガン飲めなくなりました(笑)
(生大がツライ)

そんなあなたへ、愛情を込めて♡
まずはお腹を温めて、胃を保護するために「スープ」をご用意しています。

これでガンガンビールを飲めちゃうかも(笑)

いや、真面目なハナシを・・・・
本当のところの話。
お通しを小鉢とスープにした意味は、
「とりニで始まって、とりニで〆て欲しい」という願いから始まりました。

フレンチのコース料理の順番をイメージして、小針・スープから始めていただく。
そこからは好きなものをご注文いただいて、最後は軽いお食事とデザートで〆る。

そんな流れができたら素敵だね〜なんて大将と話しながら決めたのがこのお通し。

今では小鉢よりスープの方が人気になってきています。(嬉しい!)

「スープ別盛りでちょうだい!」って言う強者も(笑)

季節によって野菜を変えていくつもりでしたが、最近では、玉ねぎのポタージュが多いんです。

理由は、消化を助けるには玉ねぎが一番いいのと、単純に「おいしいから」。

玉ねぎが一番評判もいいんです。

でも、一番手間がかかっています・・・・

ものすごーく炒めて、メイラード反応が起きてきたところで自家製の鶏ダシでグツグツ煮詰ていきます。

ここまでが時間もかかるし、目を離せない。

そこからは味付けしていくだけ。

お通しのスープを飲んだ瞬間
『うま♡』の声が聞けたとき、私だけじゃなく、スタッフも本当に喜んでいて報告しにきてくれます(笑)

もしかしたら、二日酔い防止になるかも・・・・よ?(笑)


番外編
実は二次会、三次会のお客様にも、このお通しのスープは好評いただいています。

お酒を飲み進めていると・・・・
汁物ほしくなるよねー(笑)

わかる、わかる♡

ドレッシングについて構想 先日うちの顧問コンサルタントと一緒にドレッシングの試飲会を行いました。実は私、サラダが苦手です。 ヘルシーにみえても生野菜にコテ...
辛口っていいたい夜もある。 先日、とりニで日本酒を飲まれているお客様から 『この日本酒は甘口の部類ですか?辛口ですか?』 と尋ねられました。実は同じこ...
とりニの白ひげ大根 ついに昨日『ブログの人』と言われたとりニの女将さんです(笑) 誰も読んでいないと思ってツラツラとふざけて書いていましたが ...
ABOUT ME
とりニの女将さん
長尾愛友Ayu Nagao 愛知県豊田市 炭火焼鳥とりニ女将 『飲食店は楽しむ場所』がモットー。 日本酒と焼鳥を愛する飲兵衛女将。 手作りのお料理と20種類以上展開する日本酒銘柄の ペアリング実験を日々行っています。 この記事があなたの『今夜の一杯』のヒントになれば 嬉しいです。

POSTED COMMENT

  1. ○長 より:

    初めて見た時は「おっ❗️変わったお通し」って感じでしたが良い感じの塩味でお酒が進み「なるほど〰︎」と思いました。トーストを浸して食べてみたい…です😅

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

CAPTCHA