ダイエットが進まないことを常連さんに相談したら『女性は男性の数倍頑張らないとやせないからかわいそう』と言われて、男性になりたくなったとりニの女将さんです。
今日は、『専門用語の罠』について。
うまく説明してるつもりが、実際には相手の求めているものとズレちゃう人、見たことがありませんか?
そんな風にならないように、私が心がけていることをお話します。
私は今めちゃくちゃ日本酒の勉強しています。
わけのわからん、専門用語を覚えるのに必死です。
このままもしかしたらお酒が作れるようになっちゃうかもしれないくらい(笑)
(ただ、新しいことを覚えると古いのがスルッと抜けていく“ところてん方式”…)
専門用語と言えば、その世界でしか通じない“業界用語”ってありますよね。
飲食だと『お兄ちゃん』『弟』とか。
『あがり』とか『やわらぎ水』とか。
私は専門用語を並べてドヤ顔する人を見ると、お腹いっぱいになっちゃいます。
もちろん、私も覚えたての『酒ディプロマ的用語』を披露したくてウズウズしているんですが・・・(嘘)
仮に「このお酒ってどんなお酒?」と聞いた時に、こんな答えが返って来たらあなたはどうですか?
『このお酒は日本酒度が◯度で、酸度が◯度、アミノ酸度が◯度で、ひやおろしなんです』
は???
ゴメンナサイ、ちょっと極端に書きました(笑)
実はこのセリフにはお客さんが知りたい情報がひとつも入っていなくて。
ではこの答えは?
『このお酒は秋酒です。やや甘口ですが、若干の酸味がからあげによく合います』
これこれ、お客様が知りたいことは(笑)
スペックよりも「シンプルな結果」が知りたいんです。
さらに言えば、ストーリーがあるともっと楽しい♪
『このお酒は私が山口県に行って買って来たんです。』
『ここの杜氏さんはガンダムが好きで、ガンダムにまつわる名前のお酒もあるんですよ。』
これなら「へぇ〜!」って食いつきたくなっちゃいませんか?
お客様が「もっと知りたい」と思ったタイミングで、もっと深い説明をした方がナチュラルに会話が広がります。
知識は大事。でも披露するためじゃなくて、
「いかに短く、誰にでも伝わるように説明できるか」
これが私の大切にしていることです。
もし私が専門用語を並べていたら……
“やわらぎ水どうぞ”って差し出してやってください(笑)
番外編
男性と女性では基礎代謝が600近く違って、女性はホルモン周期で痩せにくい上に、家事と育児と仕事の両立でコルチゾール過多になっていることから、女性は痩せにくい・・・・
らしーです(笑)
ムズ!!
結論、男性になりたい!

